廬山寺（ろざんじ）

廬山寺は、天慶元（938）年に延暦寺中興の祖、元三大師良源（がんさんだいしりょうげん）によって創建されました。紫式部の邸宅跡といわれており、庭園の美しい風景を眺めながら『源氏物語』を執筆したともいわれています。
廬山寺は桔梗の名所として有名ですが、本堂入口に植えられている1本の大きな染井吉野は、ここを訪れる人の目を引き、思わず足を止めるほどの美しさです。また、中庭にも染井吉野があり、庭園に色を添えるように咲き乱れています。
桜をはじめ四季折々の顔を持つ廬山寺。紫式部のように優雅につつましく咲き誇る桜の鑑賞に、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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