東福寺の塔頭寺院である龍吟庵は、正応4(1291)年に東福寺第3世である大明国師・無関普門の住居として創建されました。室町時代に建てられたこけら葺きの方丈(国宝指定)は、現存する方丈建築の中で日本最古といわれています。また昭和39(1964)年に重森三玲によって方丈を囲む東・西・南に枯山水庭園が作庭され、特に西庭は、龍の昇天を石組みで表し、竹垣を稲妻模様で表されているため、「龍門の庭」と呼ばれています。
秋には「龍門の庭」に覆いかぶさるようにもみじが美しく華やぎ、落葉の頃には落ちもみじが石庭に色を添えます。
龍吟庵は、春と秋のみ特別公開されています。龍吟庵の紅葉に酔いしれてみてはいかがでしょうか。
拝観時間 |
国宝 龍吟庵 特別拝観※通常非公開 2014年11月1日(土)〜12月7日(日) 9:00〜16:00 |
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拝観料 | 500円 |
お問い合わせ | 075-561-0087 |
住所 | 京都市東山区本町15-812 |
アクセス |
▼JR 奈良線・京阪電車「東福寺」駅下車 徒歩約15分 ▼JR「京都」駅下車 八条口バス乗り場へ →市バス 202・207系統「東福寺」下車 徒歩約15分 ▼JR「京都」駅下車 烏丸口バス乗り場へ →市バス 208系統「東福寺」下車 徒歩約15分 |