源光庵には、本堂の庭に向かった壁面に「悟りの窓」と呼ばれる円い窓と、「迷いの窓」と呼ばれる四角い窓があります。
円で大宇宙を悟りとし、禅と円通(えんつう)※の心を、また四角で人間の生涯、迷いとし、生老病死・四苦八苦を表しています。窓からは、北山を借景にした枯山水庭園を臨むことができ、紅葉の季節は殊に美しい光景を見ることができます。
源光庵の天井をよく見てみると、血痕がついています。これは血天井といわれ、慶長5(1600)年7月に伏見桃山城で起きた戦いの遺構が供養のため源光庵に奉納されたものです。自刃した鳥居元忠一門の落城の悲劇を現代に伝えています。
庭の紅葉だけでなく、境内をゆっくり巡るには開門時間に訪れるのがおすすめです。
※智慧によって悟られた絶対の真理は、あまねくゆきわたり、その作用は自在であること。
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駐車場はありません。
(タクシーでの乗り入れも不可)
公共交通機関をご利用ください。
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拝観時間 | 9:00〜17:00 |
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拝観料 | 400円 |
お問い合わせ | 075-492-1858 |
URL | http://kyoto.wakasa.jp/detail/25/622/ |
住所 | 京都市北区鷹峯北鷹峯町47 |
アクセス |
▼京都市営地下鉄「北大路」駅下車 →市バス「鷹峯源光庵前」下車 徒歩すぐ ※駐車場はございません。 (タクシーでの乗り入れも不可) 公共交通機関をご利用ください。 |