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長刀鉾(なぎなたほこ)

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  • 長刀鉾(なぎなたほこ)

■長刀鉾の歴史

祇園祭において最も注目が集まる鉾がこの「長刀鉾」。数ある山鉾の中で最も古くに創建され、そして山鉾巡行にて毎年先頭を飾る鉾です。鉾先に疫病邪悪を払う大長刀(おおなぎなた)をつけていることから「長刀鉾」と呼ばれるようになりました。以前は、三条小鍛冶宗近(さんじょうこかじむねちか)が娘の病気の回復を祈願して八坂神社に奉納された長刀が用いられていましたが、天保時代(1830年頃)から三条の長刀は保存され、現在では竹製の長刀が飾られています。
胴掛・前掛・見送りなどの懸装品は日本のもののみならず、室町~江戸時代に当時の町衆がペルシャや中国などから輸入した逸品織物も使用されています(現在では本物は保存され、復元した織物を使用する場合が多いそうです)。この織物をまとうことによって、鉾が一段と豪華に装飾されるのです。山鉾の多くが、こうした貴重な装飾品をもつことから、“動く美術館”とも呼ばれています。

長刀鉾

■稚児が乗る唯一の鉾

長刀鉾と他の鉾の最大の違いは、人形ではなく本物の稚児(ちご)が鉾に乗ることです。かつては船鉾町を除くすべての鉾に10歳前後の男児が乗っていましたが、現在は長刀鉾のみとなりました。稚児は6月頃に京都市内の家庭から選ばれ、その際に禿(かむろ)と呼ばれる家来役の少年2人も選ばれます。
山鉾巡行では、通りに張られた注連縄(しめなわ)を刀で切り、巡行の始まりを告げる大事な役割を担います。巡行の際には長刀鉾の上で舞う雅(みやび)な稚児の姿にもご注目ください。

⇒長刀鉾稚児社参についてはこちら
稚児が乗る唯一の鉾

■釘を使わない組み立て

懸装品も含めると約11トンもの重量をもつ長刀鉾ですが、他の山鉾同様釘を一切使わず、縄で木材を縛り職人たちの手によって組み立てられています。鉾を支える真木(しんぎ)は20メートルあり、横倒しした鉾に組みつけられてからゆっくりと引き上げられ、無事に立ち上がると沿道からは大きな拍手が起こります。その後車輪や屋根を取り付け、わずか3日ほどで飾り付けまで行われます。

⇒鉾建て・山建てについてはこちら
⇒曳き初め(ひきぞめ)についてはこちら
釘を使わない組み立て

■鉾に乗ってみたい方へ

13日から16日の間、長刀鉾の横にある販売所で厄除け粽(ちまき)や手ぬぐいなどのお土産を購入すると、特別に懸装品などが展示されている2階に通していただけます。遠方から訪れる方も大勢おられ、一目見ようという来場者の方々が毎年押すな押すなの人賑わいで行列ができるほど。男性の方のみになりますが、そこから鉾に上がることができますので、早い時間にぜひお立ち寄りください。

鉾に乗ってみたい方へ

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