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京の八百屋 市文字屋與三郎(いちもんじやよさぶろう)

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  • 京の八百屋 市文字屋與三郎(いちもんじやよさぶろう)

京都の伝統食材といえば、「京野菜」。

今回訪れた「市文字屋與三郎」は、新鮮な京野菜の販売や野菜と果物を使ったジャムの製造販売をなさっているお店です。
今回は、市文字屋與三郎をご紹介します。

八百屋の様子

松田早紀子様 ■いつから八百屋を経営されているのでしょうか。
今から140年前、私の曽祖父にあたる市文字屋與三郎(いちもんじやよさぶろう)が、「滋養あふれる大地の恵み・旬の野菜のおいしさを堪能していただきたい。そして、地域の皆様に、元気で健康な日々を過ごしていただきたい」という想いで、八百屋を始めました。
うちでは、京都の農家さんで栽培されている「京野菜」をメインに扱っています。農家さんとは曽祖父の代からのご縁の方も多く、ただ仕入れるだけでなく、直接訪問し、生育状況や京野菜が育つ土壌を確かめて仕入れています。直接伺うことで、栽培にかける情熱や今回育つまでの喜びや大変だったお話を聞くこともできます。それをお客様にお伝えし、販売しています。
曽祖父が八百屋を創業した想いを受け継ぐべく、曽祖父の名前である「市文字屋與三郎」を屋号としました。




■お店の軒先で、京野菜の販売を行われているんですね。
曽祖父與三郎さんが始めた頃からずっと、この地(鞍馬口)で小売店(八百屋)として野菜を販売しておりましたが、数年前にカフェやギフト販売(加工業)を併設すると共に小売場所の移転をしました。そして、2012年1月。ギフトで親しまれている加工業(加工場)の拡大のため、この鞍馬口へと戻ってきました。戻った当初は小売販売をしていませんでしたが、ご近所さんやお客様から「野菜を販売してほしい」との熱烈な要望をいただき、現在、週3回(月・水・金)午後のみ京野菜の販売を行っています。
始めるにあたって特に告知を行わなかったのですが、店の前を通りかかった方々やお客様からの口伝えで野菜の販売を行っていることを知り、いつしか野菜を求めてうちに来てくださる方が増えました。

野菜が並べられている様子 賑わっている様子


■野菜や果物をまるごと使った手づくりジャムが大人気なのだとか。
『まんまじゃむ』ですね。もともとは、家で食べていた代々伝わる我が家のジャムでした。ご近所さんにおすそ分けしていたら、「お店で販売してほしい!」との声から始まり、「贈り物にしたいんやけど…」とお客様のご要望から生まれ育ち、現在の『まんまじゃむ』の形へとなっていった、私たちには思いもしなかった“我が家のジャム”販売なんですよ。
『まんまじゃむ』は、素材そのものとグラニュー糖以外は一切使用しておらず、野菜や果物が一番いい「顔」をした時に火を止め、香りや食感、風味を充分に味わっていただける生ジャムに仕上げています。

まんまじゃむ


■『まんまじゃむ』にはどんな種類のジャムがありますか。また、おすすめの食べ方はありますか。
『まんまじゃむ』には1番人気の「加納桃(山梨県産)」をはじめ、「水尾の柚子(京都府産)」、「城陽いちじく(京都府産)」、「あまおういちご(福岡県産)」、「日向夏(宮崎県産)」、「宮崎完熟マンゴー」、野菜のジャムとして「万願寺とうがらし(京都府産)」、「完熟トマト(京都府産)」、「南高梅(和歌山県産)」など季節によりますが、多種の生ジャムがあります。
どのジャムも素材そのものの味を楽しめますので、そのままお茶菓子としても召し上がっていただけます。もちろん、パンやクラッカーにぬったり、ヨーグルトに入れても、美味しく召し上がって頂けます。また「万願寺とうがらし」は、さんまなどの焼き魚のお薬味として使っていただくこともおすすめです。
開封しなければ約半年の保存が可能です。お店のホームページでは季節限定のジャムや今後販売を考えているジャムの紹介なども行っていきますので、ホームページに遊びに来ていただければ幸いです。

山梨・加納桃 京都・水尾の柚子 京都・城陽いちぢく


■人と接することが大好きな松田様。顔の見えないお客様へのスキンシップも欠かせないのだとか。
こちらでは、インターネットでの京野菜や『まんまじゃむ』、さらに季節限定でギフトセット(旬の野菜や焼き菓子の詰め合わせなど)の販売も行われています。ただ商品を送るだけでなく、ご注文いただいたお客様に対して一筆添えて送るのだとか。その理由を伺うと、「お客様との交流が本当に好きなんです!商品が届いた際のお客様の喜んでくださる顔や、届けた食材がどんな素敵な料理に変身するのかな・・・といろんなことを考えていると嬉しくて。どんなに作業時間に追われてもお客様とのスキンシップは欠かすことができないんです」と微笑む松田様でした。

人とのご縁を大切にされている松田様。
松田様の京野菜にかける情熱とお客様を大切に想う気持ちが伝わってくるお店でした。
2011年まで京野菜を使った家庭料理が味わえる「八百屋カフェ」を行われていましたが、現在は一時休業をされ、生ジャムづくりをされる日々なのだそうです。お客様から再開を望む声もたくさん上がっているとのことで、今後は、月1回や催事などでの期間限定でのオープンを検討中なのだとか。
想いやこだわりがたくさんつまった「市文字屋與三郎」を訪れてみてはいかがでしょうか。

おばんざい十種 鯖の味噌煮



アクセス

地下鉄「鞍馬口」駅下車すぐ

所在地

京都市北区烏丸鞍馬口西入る小山町 225-3

京野菜販売日

月・水・金(15:00~17:30 野菜が無くなり次第終了)

お問い合せ

075-432-2828

URL

http://kyoyasaiichiyo.com/

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