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高田帆布(たかだはんぷ)

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  • 高田帆布(たかだはんぷ)

高田帆布は、テントや車のシートを製造・販売するお店に併設されたカバン屋さん。店内には、手づくりのカバンがずらりと並んでいます。
今回は、「高田帆布」をご紹介します。

高田帆布
高田 裕史様



■お店について教えてください。
うちは大正初期から続く、テントやシートの製造販売の店です。創業当初は、荷馬車のシートをつくっていましたが、昭和30年頃からテントや車・バイク、トラックのシートの製造も行うようになりました。




■なぜカバンをつくろうと思われたのですか。
2代目にあたる祖父が、テントに使用する帆布(はんぷ)を使って「買出し袋」をつくったことが、カバンづくりの始まりです。終戦後でしたが、品物を入れるのにちょうど良い大きさだったこともあり、買出し袋の売行きは良かったそうです。
もともと祖父の趣味がカバンづくりで、ボストンバッグなどもつくって販売していました。しかし、本業のシート製造が忙しくなり、カバンづくりをやめてしまったんです。その後、父も祖父同じように趣味でカバンづくりを始めました。そして、私も父の姿に触発され、見様見真似でカバンをつくるようになり、約15年前から「高田帆布」として商品を販売するようになったんです。




■帆布(はんぷ)とは、どんな生地ですか。
もともとは、木綿や麻を平織りにした生地を「帆布」と呼んでいましたが、明治時代からは、綿を素材にした生地をさすようになりました。また、その昔、船の帆に使われていたことが由来とされています。帆布は、他の生地と比べると厚みがありますが、通気性があって丈夫な生地です。その特徴からカバンをはじめ、あらゆる生活品に帆布が使われるようになりました。



■帆布を使って、どんな種類のカバンをつくられるのですか。
トートバッグを筆頭に、ショルダーバッグやリュック、通勤・通学にも使えるカバンなどを置いています。その他にポーチや工具入れ、小銭入れなどもあります。また、見た目でも楽しんでいただけるように、カラーバリエーションを豊富に揃えています。





■カバンづくりを独学で覚えられたそうですね。帆布の手づくりカバンの良さを教えてください。
父がつくっているところを見たり、カバン屋を訪れ、研究を重ねていくことで、カバンづくりを覚えていきました。過程としては、まず型紙にデザインを描くことから始めます。次に型紙を裁断し、布に型紙にあて、布を裁断していきます。そしてミシンを使って、カバンをつくっていきます。最初から最後まですべて手作業。特殊なミシンを使っていますが、帆布は生地が厚いので、一点一点確かめながら仕上げていきます。同じ種類のカバンはつくれても、全て手作業なので同じカバンにはなりません。同じサイズのものでも、微妙に大きさが異なるんですよ。そこが手づくりの良さだと思っています。
うちのカバンの良さは、物がたくさん入り、防水加工もしておりますので、雨の日でも安心して小さなお子様にも使っていただけるところだと思います。また、カジュアルな格好にも合うデザインなので、お出掛けの際のワンポイントにもなりますよ。




お父さんと二人三脚でつくられている「高田帆布」のカバン。
新作のデザインを考えるときは、お父さんと話し合いってつくるときもあるそうです。見せていただいた工房には、年代物のミシンや鮮やかな布がたくさんあり、ここからカバンが生み出されるんだな、と思うとなんだかわくわくした気持ちになりました。まだ店頭に並んでいない新作のカバンや、季節におすすめのカバンも置かれていましたよ!
また、帆布のカバンは使い込んで色があせるほどに風合いが出て、より深みが増してくるのだとか。お手入れをすれば、長く使える逸品です。
親子でつくられている、温かみのある「高田帆布」を訪れてみてはいかがでしょうか。



アクセス

市バス「吉祥院車道町」下車すぐ

所在地

京都市南区吉祥院車道町52

営業時間

平日 9:00~18:00
土曜日10:00~17:00

定休日

日・祝

お問い合せ

075-691-3653

URL

http://www.kyoto-hanpu.com

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