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大西京扇堂(おおにしきょうせんどう)

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  • 大西京扇堂(おおにしきょうせんどう)

夏を涼しく過ごすアイテムとして使用される扇子。いまや3,000種類以上あり、その用途は様々です。
今回は、江戸時代から続く老舗の京扇子屋「大西京扇堂」さんにお話を伺いました。

京扇子

京扇子の始まり

平安時代初期の京都では、宮廷の貴族たちが記録を残すために木簡(もっかん)に文字を記しました。その木簡をとじ合わせたものが京扇子の始まりといわれています。

おもに宮廷の儀式で記録用紙の代わりとして使われていましたが、平安時代中期になると木簡に美しい絵が描かれるようになり、この頃、「蝙蝠(かわほり)」(開いた形がこうもりの形に似ていたため)と呼ばれる竹と紙を使った紙扇(かみせん)がつくられ、宮廷の行事、能、舞踊、茶、香など様々な用途に応じて京扇子が使われるようになりました。

鎌倉時代になると扇子が中国へ渡り、中国の朝廷でも使用されるようになりました。さらに中国からヨーロッパへと扇子は広まり、10世紀のヨーロッパでは舞踏会などで豪華に装飾されて使用されるようになりました。

そして室町時代になると中国に渡り変化を遂げた扇子が日本へ逆輸入され、その時から一般庶民にも扇子が使われるようになったのです。

大西京扇堂 ご主人 大西庄兵衛さん

大西京扇堂 ご主人
大西庄兵衛さん

京扇子の始まり


こちらのお店は江戸時代から続いているそうですね。

当店は、天保年間(1830~1843年)に創業と伝わっています。
江戸時代、辺りは東海道の終点として人々の行き交いが多く、当時は旅籠屋(はたごや:旅館)として営んでいました。
しかし、先代が扇づくりを始めたいとの想いから、お寺専用の扇子の専門店として扇子屋を始めました。

このお寺専用の扇子屋は全国で5件しかなく、そのすべてのお店が京都にあります。

扇子づくりのこだわりについて教えてください。

扇子づくりは21の行程に分かれています。
まずどんなデザインの扇子にしたいのか、どんな素材を使用するか考えます。扇子づくりはうちですべてを行うのではなく、より味のある作品にするために、分業しています。
そして各工程の職人さんたちに私の想いを伝え、それから形をつくってもらいます。

またこの扇子づくりに使用する素材はすべて天然のものです。竹においても弾力があり粘り気のある竹を探し、そして一本一本を丁寧に削ってもらいます。ひとつの作品ができあがるのに約1ヵ月かかりますが、素材の良さを活かされ、職人さんたちの熟練した技によってつくられた扇子は、まさに逸品ものです。

最近は若い人もお店に来られるのだとか。

最近では若い方もよく店に来られ、特に古風な柄を好んで購入していただいており、店では扇子づくりの仕立て体験や絵付け体験などを設けております。

近頃では扇子をつくる後継者も少なくなっているので、この機会に手づくりの良さを少しでも知ってもらい、扇子のことを理解してもらえたら良いなと思っています。
お店では伝統ある京扇子を手にとってご覧いただけます。ぜひお気軽にお立ちよりください。

扇子づくりこだわりインタビュー

扇子づくりこだわりインタビュー


大西京扇堂さんでは体験教室も開かれています。興味のある方はぜひ自分の手で京扇子を味わってみてください。

大西京扇堂(おおにしきょうせんどう)

営業時間

10:00~21:00

定休日

木曜日

お問い合せ

075-221-0334

URL

http://www.onishi-kyosendo.jp/

住所

京都市中京区三条通寺町東入ル石橋町18番地

アクセス

▼京阪電車「三条」駅下車 徒歩約4分
▼京都市営地下鉄「京都市役所前」駅下車 徒歩約3分

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