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法輪寺(ほうりんじ)

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  • 法輪寺(ほうりんじ)

■法輪寺(ほうりんじ)
「嵯峨の虚空蔵(こくうぞう)さん」の愛称で親しまれている法輪寺は、数え年13歳を迎えた少年少女が「十三まいり」の祈願に全国から訪れます。 今回は、十三まいりで有名な法輪寺をご紹介します。

■法輪寺について
法輪寺は和銅6(713)年に元明天皇の勅願により、行基菩薩が木上山葛井寺(もくじょうざんかづのいでら)を創建したことが始まりといわれています。天長6(829)年に弘法大師の弟子・道昌僧都(どうしょうそうず)が中興し、ご本尊に虚空蔵菩薩(こくうぼさつ)が安置されました。道昌は、大堰川の修築や法輪寺橋(現在の渡月橋)の設置、さらに船筏(ふないかだ)の便の開港など尽力した人物です。そして、貞観16(874)年に伽藍が整備され、「法輪寺」と寺号が改められました。
法輪寺は、平安時代には吉田兼好の『徒然草』や清少納言の『枕草子』の中に登場するなど、文化人にも親しまれていました。また応仁元(1467)年の応仁の乱や幕末の元治元(1864)年の禁門の変(蛤御門の変)など、度重なる兵火に会いましたが、その都度再興されました。



■虚空蔵菩薩/十三まいり
法輪寺は、13歳を迎えた少年少女が「十三まいり」の参拝に訪れます。
干支を一巡し、幼少期から青年期に転換する13歳の時に成人への儀礼として、13歳の災難を払い、成人した後も幸福な人生を過ごせるようにと智恵を授かりに虚空蔵菩薩に祈願します。虚空蔵菩薩は、虚空の名のごとく大空(宇宙)を現し、大きな宝蔵を持ち、その蔵の中に限りない智恵と福徳をおさめる森羅万象や生物など一切のものを包容し、絶えず自然の恩恵を平等に与えられているとされています。そのため、人間を含む万物の育成を守護される虚空蔵菩薩に、祈願するのです。
古くは、天皇家や貴族などの限られた人々しか参拝できませんでしたが、江戸時代中期頃から近畿地方を中心に一般の人たちも参拝するようになったのだとか。
虚空蔵菩薩と縁の深い4月13日(旧暦3月13日)に十三まいりにこちらを訪れる習慣でしたが、今日では3月13日から5月13日の期間(4月13日を中日とした1ヵ月間)と10月から11月の秋の期間に十三まいりのご案内がされています。

※最近では全国からの参拝客も増えたため、期間以外の十三まいりのご祈祷も受付されています。



■法輪寺のみどころ
法輪寺は、小高い丘の上にあり、境内の展望台からは嵐山をはじめ京都市内を一望することができます。
虚空蔵菩薩が安置されている本堂前の両脇には、虚空蔵菩薩の守り本尊として、右手に寅、左手に牛の石像が安置され、寅年と丑年生まれの方にご利益があるとされています。また、境内には虚空蔵菩薩が姿を変えたといわれる羊の像がまつられています。参拝客は羊を触ることにより、智恵を授かっているのだそうです。




法輪寺周辺には、かつて中国から渡来した豪族・秦氏(はたし)の一族が住み、中国の工芸・技芸を職として生活を営んでいました。彼ら工芸・技能者が参拝に訪れていたため、芸能上達にもご利益があるといわれるようになり、3月10日には「芸能上達祈願祭」が行われるようになりました。さらに、針仕事で使った針をこんにゃくに刺して供養する「針供養(毎年2月8日と12月8日)も行われています。この他に、「電電宮(でんでんぐう)」という変わった名のお社があります。電電宮は虚空蔵菩薩のご誓願をもとに電気電波の祖神としてこれらを守護しているといわれています。そのため、電気関係事業の発展と無事安全も祈願されています。




13歳の少年少女に限らず、幅広い年代の方が参拝に訪れる法輪寺。
虚空蔵菩薩からご利益を授かりたい方は法輪寺を訪れてみてはいかがでしょうか。


アクセス

阪急電車「嵐山」駅下車 徒歩3分
京福電車「嵐山」駅下車 徒歩約7分
JR「嵯峨」駅下車 徒歩約17分

所在地

京都市西京区嵐山虚空蔵山町

拝観料

無料

参拝時間

9:00~17:00

お問い合せ

075-861-0069

URL

http://www2.ocn.ne.jp/~horinji/

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