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高台寺(こうだいじ)

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  • 高台寺(こうだいじ)

■高台寺
国内外を問わずたくさんの観光客が訪れる高台寺。
境内はたくさんの緑に囲まれ、春は桜、秋には紅葉が素晴らしい、高台寺についてご紹介します。


■高台寺とねねについて
高台寺は、慶長11(1606)年に豊臣秀吉の正室ねね(出家後は高台院湖月尼)が夫の没後、その菩提を弔うために建てた臨済宗建仁寺派の寺院です。
ねねは、天下統一を願い、ついには関白となった秀吉を生涯支え続けました。朝廷との交渉や人質として集められた諸大名の妻子を監督するなど、彼女自身の人を統率する能力もたけていたといわれています。さらに、秀吉との間には子どもが授かりませんでしたが、親類縁者や加藤清正、福島正則といった家臣たちを大切に育てたため、人望が厚かったようです。



■境内のみどころ
造営当時の高台寺は、徳川家康も多大な資金を投じたこともあり、10万坪ともいわれている広大な敷地を持ち、豪華絢爛な寺院でした。
その後、度重なる火災や明治時代に行われていた廃仏毀釈によって規模が縮小しましたが、重要文化財に指定された6つの建物と高台寺蒔絵などが現在も残されています。
参拝ルートを順に歩いていくと、小さな建物があります。これは「遺芳庵(いほうあん)」と呼ばれる小さな茶席で、江戸時代の富商の灰屋紹益(はいやじょうえき)がその妻・吉野太夫(よしのだゆう)を忍んで建てた茶席といわれています。
遺芳庵を横切ると、目の前に庭園が広がります。小堀遠州(こぼりえんしゅう)作の庭園は「開山堂(かいざんどう)」と呼ばれる建物を挟んで東に臥龍池(がりゅうち)、西に偃月池(えんげつち)があり、国の史跡・名勝庭園に指定されています。偃月池には秀吉の遺愛である「観月台(重文指定)」が設置され、そこから眺める月はとても風情があり、見る人の心を癒してくれるのだそう。




「開山堂(重文指定)」は高台寺第一世の住持・三江紹益禅師がまつられた塔所です。その天井にはねねの御所車の天井、その前方には秀吉が使った御船の天井が用いられ、とても色彩豊かです。そして境内をさらに奥へ進むと、ねねと秀吉をおまつりしている「霊屋(おたまや:重文指定)」があり、2人の木像が安置されています。この建物の須弥壇や厨子には、高台寺蒔絵と称された豪華絢爛の蒔絵が創建当初より残され、桃山時代の芸術作品を一堂に見ることができます。また開山堂と霊屋をつなぐ階段は、その形が龍の背中に似ていることから「臥龍廊(がりょうろう)」と名付けられています。



さらにその奥には、千利休の意匠による茶室「傘亭(かさてい:重文指定)」と「時雨亭(しぐれてい:重文指定)」があり、時雨亭は珍しい2階建ての茶室です。
高台寺は、ねねによって創建されたことから、他の寺院と比べて女性らしさが感じる優しい配置となっています。



■高台寺特別茶会
高台寺では年間を通じて、季節ごとの茶会が催されます。これは秀吉がお茶をこよなく愛し、茶会をよく開催したことに由来しています。そのため高台寺には、いくつかの茶室が設けられています。
また、中秋の名月の頃に行われる「秋の夜の観月茶会」で、名月や虫の音を楽しみながらいただくお茶は、格別においしいのだとか。



高台寺といえば、春と秋のライトアップでたくさんの人が訪れることでも有名です。
毎年違う内容の意匠が施され、参拝者の心が奪われてしまいそうなぐらい迫力のあるライトアップも見ものだそうです。
ぜひ、見どころたっぷりな高台寺を訪れてみませんか。


高台寺(こうだいじ)

拝観時間

9:00~17:00

拝観料

大人600円
※茶会の料金は会ごとに異なりますので、予約の際にご確認ください。

お問い合せ

075-561-9966

URL

http://www.kodaiji.com/

住所

京都市東山区高台寺下河原町526番地

アクセス

市バス「東山安井」下車 徒歩約5分

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