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隨心院(ずいしんいん)

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  • 隨心院(ずいしんいん)

■隨心院(ずいしんいん)
世界三大美女として有名な小野小町。
今回訪れた随心院は、彼女に縁のあるお寺で、境内には関連した史跡が残されています。
梅の花が咲き誇れることでも有名な、隨心院をご紹介します。

■隨心院について
隨心院は、正暦2(991)年に仁海僧正(にんがいそうじょう)が建立し、古くは曼荼羅(まんだら)寺と称されていました。承久・応仁の乱ですべてが灰となりましたが、慶長4年(1599)年に本堂が再建されました。後に九条二条両宮家出身の皇族が出家し、ここを住居としたので両宮家の門跡寺院として寄進再建されました。





■境内に残る小野小町の史跡
隨心院がある山科区小野は、小野氏一族が栄えた場所といわれ、小野小町の実家はここにあったと伝えられています。小町は仁明天皇の女官として宮中に仕えていましたが、仁明天皇の崩御後、小野に戻り、余生を過ごしたといわれています。隨心院はこの実家跡に建てられたことから、小町に縁のある史跡が残されています。
境内には、小町が化粧をする際に使った「化粧の井戸」、小町に寄せられた文を下張りにしてつくられた「小野小町文張(ふみはり)地蔵尊像」や多くの恋文を埋めたとされている「文塚」、小町の晩年の姿を写した「卒塔婆(そとば)小町座像」などがあります。
小町の伝説は全国に残されていて、境内の中には全国の小町伝説が書かれた日本地図が飾られています。



■深草少将(ふかくさのしょうしょう)の百夜(ももよ)通い
隨心院には、ある悲しい伝説が残されています。
それは、小野小町に恋い焦がれた深草少将の百夜通い。小町を慕う少将は雨の日も雪の日も毎晩かかさず、小町の住む屋敷を訪れます。ところが99日目の夜、大雪と発病に見舞われ、少将は小町の姿を見ることなく、不運にも命を落としてしまいます。小町は少将が訪れた日々を、かやの実を糸につづって数えていたといわれ、後にその実を境内に植え、99本のかやの木があったと伝えられています。




■はねず踊り
隨心院で行われる有名な行事として、3月最終日曜日に行われる「はねず踊り」があります。
はねず踊りは、元禄年間から梅の花が咲く頃に深草少将の百夜通いの歌に合わせて男女4人の子どもに踊らせたことが起源といわれています。大正時代に一旦途絶えましたが、昭和48(1973)年に地元との方の協力によって復活しました。
この「はねず」とは薄紅色を指す古語で、昔、隨心院の境内に咲く梅の花を「はねず」と呼んでいました。梅の花が咲く季節に、はねず色の衣装を身にまとい、手には梅の枝木を持って優雅に舞います。また、境内にある小野梅園には230本もの梅の木があり、その半分がはねず色の花を咲かせるそうです。

隨心院では、美しい心を持つ日本女性を選ぶ「ミス小野小町コンテスト」が行われるなど、行事もバラエティ豊か。
絶世の美女と謳われた小町に縁のある隨心院に訪れてみてはいかがでしょうか。




アクセス

地下鉄東西線「小野」駅下車 徒歩5分

住所

京都市山科区小野御霊町35

拝観料

無料(本堂拝観400円)
※小野梅園は3月1日~31日公開(入園料400円)

参拝時間

9:00~16:30

お問い合せ

075-571-0025

URL

http://www.zuishinin.or.jp/

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