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三嶋(みしま)神社

京都に「うなぎの神様」がおまつりされている神社があるのをご存じですか?
なぜ、うなぎが神様かというと…。
全国でも珍しい、うなぎを神様のお使いとしておまつりしている三嶋神社をご紹介します。

■三嶋神社のはじまり
三嶋神社は、東山区・馬町にあります。ご祭神に大山祇大神(おをやまづみのおおかみ)・天津日高彦火瓊々杵尊(あまつひだかひこほのににぎのみこと)・木之花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)がおまつりされています。
三嶋神社には、こんな史話が残されています。
平安時代末期、後白河天皇は、中宮(皇后)である平滋子建春門院(たいらのしげこけんしゅんもんいん)は子宝に恵まれないことを嘆き悲しんでいました。そんな時、摂津国嶋下郡三島江村(現:大阪府高槻市)に子授けにご利益がある三嶋大明神という神様がいることを知り、参拝に訪れます。数日後、夢の中に白髪の翁が現れ、「あなたに男児が授かるでしょう。その代わり、私を京の巽(南東)の方角にまつりなさい。」と告げました。中宮は、翁のお告げ通り子を授かり、高倉天皇を出産。喜んだ後白河天皇は社殿を永暦元(1160)年に平重盛公に命じ、三嶋大明神をおまつりした社殿を造営(京都市内で唯一の平氏ゆかりの神社)。京の巽の方角の守護神として、おまつりしたといいます。

■安産・子授け・夫婦和合にご利益のある神社
ここ三嶋神社は、土火水(どかすい)の三つの御神徳(ごしんとく:土は万物の母であり、火は万物の大気であり、水は万物の源であるという意味)から、万物の生育出生(万物の命)をつかさどる神様がおまつりされています。その事から、安産、子宝、子授け、不幸にして子どもを失った人には新たな生命を、また、夫婦和合のご利益があるといわれています。何度も訪れる人も多く、母親がここで祈願して成就したことからと、娘をつれて親子二代で訪れる人もいらっしゃるのだそうです。
■揺向石(ようこうせき)
境内には揺向石と呼ばれる石があります。妊婦がこの石を触ったあとに自分のお腹をさすると元気な男の子が生まれるといわれています。
この石にも史話があります。源義経が奥州へ行くか否か迷っていた頃、ここに参拝に訪れました。するとある晩、夢の中に白髪の翁が現れ、「早く奥州へいきなさい」と義経に告げます。奥州に行く決心のついた義経は出発の前に、再び神社を訪れます。すると、夢で翁が立っていた場所には大きな石があり、これが揺向石だということです。
■うなぎの神様
そして、ここはうなぎの神様がまつられていることでも有名な神社。
実はここのご祭神である大山祇大神のお使いが「うなぎ」なのです。やがて、珍しい「うなぎの神様」がいる神社として知られるようになりました。江戸時代になると、うなぎが全国的に食べられるようになり、この頃からうなぎを扱う業者が参拝に訪れるようになりました。
先に紹介したご祭神にはそれぞれに安産・子宝・子授けにご利益があるといわれていますが、うなぎにそのすべてのご利益があるのだとか。そのため、三嶋神社の絵馬やお札にはうなぎが描かれています。さらに、ここに祈願に来た人は、願い事が叶うまで、うなぎを食べることが禁じられています。なんと、昔は神社の氏子区域の人たちには神様のお使いだから、うなぎは食べないという風習もあったのだそうです。

■鰻祭(鰻放生大祭)
毎年10月26日に、鰻祭(鰻放生大祭)が行われます。
このお祭は、三嶋神社の本宮から車で約5分離れた瀧尾神社の祈願所にて行われ、当日は全国のうなぎ業者(うなぎ屋さん・養殖業者等)100人ほどが参加されます。三嶋神社の「三」は3匹のうなぎを表していることから、3匹のうなぎが境内の神池に放生され、うなぎ業者の商売繁盛を願います。


日本で珍しい「うなぎの神様」がいる神社。
子宝や子授けのご利益を授かりたい方は、訪れてみてはいかがでしょうか。
アクセス 市バス「馬町」下車 徒歩5分
住所 京都市東山区東大路通東入上馬町3丁目
拝観料 無料
参拝時間 自由
お問い合せ 075-531-5012
   
※祈願所(10月26日の鰻祭はこちらで行われます)
アクセス 京阪電車・JR「東福寺」駅下車 徒歩3分
住所 京都市東山区本町11丁目718番地瀧尾神社境内
拝観料 無料
参拝時間 自由

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