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即成院(そくじょういん)

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  • 即成院(そくじょういん)

京都・東山区にある即成院(そくじょういん)は、平家物語・屋島合戦に登場する弓の名手として名高い、那須与一(なすのよいち)がこよなく愛したお寺です。
今回は即成院についてご紹介します。


■即成院
即成院は京都・東山にある真言宗泉涌寺(せんにゅうじ)派の寺院で、正暦3(992)年に恵心僧都(えしんそうず)が伏見に建立した光明院(こうみょういん)を始まりとしています。
即成院に着いてまず目に入るのが、入口門の上に翼を広げた姿で鎮座している鳳凰(ほうおう)。この鳳凰がつくられたのは平安末期。極楽浄土への信仰が盛んだったその頃、当時の関白であった藤原頼通は極楽往生を願い、宇治に平等院を建立しました。頼通の三男である橘俊綱(たちばなのとしつな)も同じく極楽往生を願って伏見に光明院を建立し、その時お堂の上に平等院の鳳凰と向き合う形で鎮座されたのが、この鳳凰。時代の移り変わりとともに即成院は現在の場所に移りましたが、即成院の鳳凰は今日でも、平等院の鳳凰と向き合う形で鎮座しています。


■那須与一と阿弥陀如来・二十五菩薩
ここ即成院とゆかりの深い人物に那須与一がいます。那須与一といえば、平家物語・屋島合戦にて、船の上で揺れる扇子を弓矢で射て、源氏の勝利を導き、源義経から多大なる功績を称えられた弓の名手。実は、与一は屋島合戦以前に、突然の病に倒れています。そこで病気平癒のご利益がある阿弥陀様の霊験を知った与一は即成院で療養しました。熱心な祈願で病が癒え、功績もあげることのできた与一は、その後も阿弥陀如来への信仰を続け、ここ即成院にて生涯を閉じたと伝えられています。
阿弥陀如来と二十五菩薩は、極楽浄土の信仰が盛んに行われていた寛治8(1094)年につくられました。この世に極楽浄土の世界を立体的に表現しており、歴史的価値も高く国の重要文化財にも指定されています。境内には与一の墓とされる石造宝塔もあり、高さ3メートルにも及ぶその大きさは、まるで彼の即成院への信仰心が現れているかのようです。


■ユニークなおみくじのある「与一の手洗い所」
即成院には、とてもユニークなおみくじがあります。鳳凰の鎮座する門をくぐると右手に位置する「与一の手洗い所」に、「願いが的へ」と書かれた箱があります。その扉を開けると・・・ゲームセンターなどで見かけるガチャガチャの機械が!このガチャガチャにお金を入れてレバーを回すと、おみくじと扇型の紙せっけんの入ったカプセルが出てきます。紙せっけんは手を洗うことが“手を合わす”ことに通じるとして授けられているそうです。
このユニークなガチャガチャ式おみくじは、子どもにも大人にも人気があり、参拝の楽しみのひとつなのだとか。









与一の病を癒し、さらに功績へと導いた阿弥陀如来と二十五菩薩。あなたもそのご利益を授かりに、即成院を訪れてみませんか。


アクセス:JR奈良線・京阪電車「東福寺」駅下車 徒歩約10分
     市バス「泉涌寺道」下車 徒歩約5分
拝観時間:9:00~16:00
拝観料:300円
住所:京都市東山区泉涌寺山内町28   
お問い合せ:075-561-3443
http://www.gokurakujyoudo.org

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