ほっこり京都生活
京都の寺社仏閣
寺社仏閣
貴船神社(きふねじんじゃ)

ほっこり京都生活

Google

寺社仏閣

  • 貴船神社(きふねじんじゃ)

■貴船神社(きふねじんじゃ)
京都の東北に位置する鞍馬山の麓、鴨川の水源地にあたり、水の供給を司る神様を祀っています。
また近年、縁結びの地としても若い女性やカップルにも人気の神社となっています。
貴船神社は今や神社では必須アイテムの“絵馬”発祥の地でもあり、本宮では白と黒の2頭の馬の像が私たちを出迎えてくれます。
午年には、是非一度は訪れていただきたい神社としてもご紹介します。

神馬像

桂の木■貴船神社について
全国に約500社ある貴船神社の総本宮でもあり、古くから水の神様として多くの人々からの信仰を集めています。
創建年代不詳ですが、反正天皇の御代(西暦406~410年)に創建とされています。
社伝によると「貴船」の地名は、神武天皇(じんむてんのう)の皇母にあたる玉依姫命(たまよりひめのみこと)が黄船に乗って、大阪湾から淀川、鴨川を遡り、現在の奥宮の地に至り水神を祀ったのが始まりとされています。

また貴船は、大地全体から生命や生気である「氣」が龍のごとく立ち昇るところ、氣の生まれる嶺、氣の生まれる根元であるというところに由来しています。
「貴船」は古くから「氣生根(きふね)」とも表記され、“氣の生ずる根源の地”として古くから多くの人々に崇められてきた神社です。
御神木を桂の木としているのは、根元からいくつもの枝が天に向かって伸び、上の方で八方に広がっている様子が、御神気が龍の如く大地から勢いよく立ち昇っている姿に似ていることから、貴船神社の御神徳を象徴し、まさに御神木の由縁となっています。


■神聖さを感じさせる本宮

本殿貴船神社を参拝する際、一番最初に訪れる『本宮』。京都バスの「貴船」で下車後、山の奥へと続く道を歩いていくと、目前に大きな鳥居がそびえ立っています。この鳥居をくぐると、燈籠が続く石段が本殿まで続いています。貴船神社の本殿は、御神座が本宮に遷されて950年という佳節の年、平成17年に現在のものへと建て替えられました。
橙色の優しいあかりが灯り、日の光を浴びて輝く本殿に、神々しさと同時に暖かさを感じさせてくれます。


■伝説の残る奥宮

『本宮』の後は、貴船の地の最奥にある貴船神社が創建された地、『奥宮』にお参りしましょう。
創建当初、黄船宮(きふねのみや)と呼ばれ多くの人々に崇められていました。
創建年代は不詳ながら、平安京遷都以来、皇室からも格別の崇敬を受けてきた古社。
実は、この『奥宮』の本殿の真下には「龍穴」と呼ばれる大きな穴があいているとされています。
そしてこの「龍穴」には、文久年間の修理の際、大工が誤ってノミを龍穴に落としたところ、たちまち竜巻のような突風が吹きすさんで、ノミは空中に吹き上げられ屋根に戻された。という伝説が今も残っています。
現在の『奥宮』は平成23年に約150年ぶりに「附曳神事(ふびきしんじ)」が行われ、美しくよみがえった本殿が訪れる人々を迎え入れてくれます。

奥宮融合


■恋の道の先にある結社

結社 最後にお参りするのは、『結社』。
『本宮』と『奥宮』の中間にあり、縁結びの神様磐長姫命(いわながひめのみこと)を祀っています。
この『結社』は平安時代より“縁結びの神様”として多くの人々より慕われ、平安時代には女流歌人・和泉式部も名歌を捧げ、祈りを捧げ、願いを叶えられたことより、貴船神社は“恋の宮”と称されるようになりました。このことから『結社』、『本宮』、『奥宮』を結ぶ道は“恋の道”とも呼ばれています。
また、“えんむすび”とは恋愛成就だけでなく人とのご縁や就職など、様々なご縁を求めて多くの方が参拝に参られています。         


■絵馬発祥の地

神馬像 絵馬 現在ではどの神社でも見かける絵馬。
実は貴船神社は、絵馬の発祥の地でもあります。
平安時代、歴代天皇が勅使を遣わされ、雨乞い・雨止みの御祈願を行う習わしがありました。
日照りが続いて困っているときは「黒馬」を、長雨を降り止ませてほしいときは「白馬」を奉納し祈願していたとされています。
そして、やがて生馬に代わって木の板に馬を描き、奉納したこともあり、この習わしが今日の絵馬の原型と伝えられています。
貴船神社の本宮には黒と白の馬の銅像が祀られており、貴船大神の御神霊が込められているとされています。
馬は古来より神様の乗り物と考えられており、馬を奉納する事で「神馬(しんめ)」に乗る為に神様が降り立つ、と考えられていました。
この考えが絵馬となった現在でも、馬は私達の願いを叶える神様の“使い”の象徴として、今日も多くの人々に信仰されています。
貴船神社では、「神馬の絵馬」・「竜神様の絵馬」・「和泉式部の絵馬」の3種類があります。
叶えたい願いによって、絵馬を選んでみるのも良いですね。      


■二つの神紋

御神紋 二葉葵紋神紋とは、神社の紋章であり、紋のデザインの多くは、その神社にゆかりのある縁起物や、公家や武家の家紋を用いることがあります。
貴船神社の場合、水を司る神を祀っていることから、水の紋として「左頭三つ巴(ひだりがしらみつどもえ)」を神紋としています。
しかし、平安時代から明治4年に至るまで、上賀茂神社の第二摂社とされていたため、本来の「左頭三つ巴」の神紋と共に「二葉葵」紋の2つの神紋を所持しています。
平成19年に改築された本殿には、その「二葉葵」の紋を主とした建築デザインとなっており、柱や屋根など、いたる所に二葉葵があしらわれています。
この二葉葵は京都の三大祭「葵祭」のシンボルとなっています。


■貴船神社と御神水

水を司る神様、高龗神(たかおかみのかみ)を祀っている貴船神社では、本宮社殿前の石垣から、こんこんと御神水があふれ出ています。
これは聖なる山である貴船山からの湧き水であり、弱アルカリ性の良質な天然水として、古来より多くの人々に愛されています。
また、御神水の水を使って行う「水占みくじ」も必見です。
「水占みくじ」は水に浮かべると文字が浮かび上がってくる、とても不思議なおみくじとなっています。
水を司る神様を祀っている貴船神社ならではの、おみくじですね。
貴船神社に訪れた際には、是非試してみてください。

御神水 水占みくじ


■貴船神社の主な行事

◎6月1日「貴船祭」(11:00~)

水を司る御祭神、高龗神(たかおかみのかみ)を祀る貴船神社、最大の祭典です。
11時からの神事の後、13時からは金色の御神輿の巡行や千度詣、そして京都では珍しい出雲神楽など見所が多くあります。
新緑の美しい時期、貴船の地が多くの人で賑わいます。

御神輿の様子 出雲神楽の様子


◎7月7日「貴船の水まつり(※①)」(10時~)「七夕神事(※②)」(13時~)

貴船水まつり 式庖丁の儀 七夕ライトアップ「貴船の水まつり」「七夕神事」共に、貴船の神様に感謝を捧げ、また今年も1年間水の恵みをいただけますようにとお祈りするお祭りです。
祭典では、本宮で行われる「舞楽奉納の儀」「式庖丁の儀」や、お茶席を設けての「献茶の儀」などが執り行われます。


※① 7日が土日の場合、「貴船の水まつり」は日にちが変更される場合があります。
※② 7日が土日の場合、「七夕神事」の時間が変更される場合があります。


「七夕笹飾りライトアップ」

期間

7月1日~8月15日

時間

平日 日没~20:00

 

土日祝 日没~21:00


本殿及び本宮に飾られた笹飾りがライトアップされます。
幻想的な笹飾りのライトアップを楽しみながら、夏の夜空に願いを込めてみてはいかがでしょうか。


貴船神社は、貴船山と鞍馬山の豊かな自然に囲まれた緑あふれる山々と、その傍を流れる貴船川の近くにあります。
境内はとても広く、春には鮮やかな新緑が日の光を浴びてキラキラと輝き、夏には貴船川の涼やかなせせらぎを感じに、多くの方が川床を楽しみます。また、秋には紅葉が一斉に色づき、夜には灯篭の暖かな灯りが紅葉を照らし多くの方を魅了します。
そして冬には降り積もる雪の白さと静けさの中、ひっそりと佇む貴船神社の美しさ。
四季折々の美しさを楽しめる貴船神社へ、是非訪れてみてくださいね。

参道 春 貴船川 貴船 秋 冬景色

桜情報はコチラ

 

紅葉情報はコチラ

 

貴船神社(きふねじんじゃ)

拝観時間

6:00~20:00 開門時間
9:00~15:30 ご祈願(お祓い)受付
9:00~16:30 授与所(お守り・おみくじなど)受付
※七夕シーズン・紅葉シーズンについては拝観時間延長

拝観料

無料

お問い合せ

075-741-2016

URL

http://kifunejinja.jp/

住所

京都市左京区鞍馬貴船町180

アクセス

▼叡山電車 鞍馬線「貴船口」駅下車 徒歩約30分
▼叡山電車 鞍馬線「貴船口」駅下車
→京都バス貴船行き「貴船」下車 徒歩約5分
(叡山電車には、京阪電車「出町柳」駅からの乗り換えが便利です。)


 寺社仏閣  店舗(伝統工芸・和雑貨)  店舗(食・飲食)  紅葉

印刷する

京都の寺社仏閣

ほっこり京都 祇園祭

京都のおすすめ散策

ほっこり京都マップ検索

ほっこり京都生活おすすめサイト

ひとみ研究室 全国 目のご利益スポット

ほっこり京都 葵プロジェクト