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今熊野観音寺(いまくまのかんのんじ)

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■今熊野観音寺(いまくまのかんのんじ)
京都・東山区にある今熊野観音寺は、頭痛封じのご利益を求めてたくさんの方が訪れます。
今回は、1200年の歴史を持ち、西国三十三ヵ所霊場としても有名な今熊野観音寺についてご紹介します。

鳥居橋

■今熊野観音寺について
1200年程前の京都、弘法大師・空海は唐からの帰国後に東寺で修業をしていました。その時、東山に綺麗な光が見え、不思議に思った空海は、光の指すほうへ向かいました。すると、白髪の老翁が現れ、空海に一寸八分の十一面観世音菩薩と宝印を与え、その場を立ち去ろうとしました。空海はその老翁に何者かと尋ねると、「私は熊野権現(くまのごんげん)で、この地の守護神となるだろう」と告げ、姿を消しました。空海は熊野権現のお告げを受け、お堂を建立し、自ら一尺八寸の十一面観世音菩薩を彫り、その体内に熊野権現から授かった観世音を納め、ご本尊として安置したことが今熊野観音寺の始まりとされています。


本堂 本堂の内部

■頭痛封じ・ぼけ封じのご利益
今熊野観音寺は、「頭の観音様」として、頭痛封じ・ぼけ封じのご利益を授かることで有名です。
後白河法皇(1127~1192年)は、熊野権現の信仰が篤く、ここ京都・今熊野の地にも熊野権現を勧請され、ご本尊の十一面観世音菩薩を本地仏と定め、「新那智山」の山号を与えられました。後白河法皇は持病の頭痛が激しく、そこでご本尊の十一面観音様に頭痛平癒の祈願を行いました。ある夜、就寝中の後白河法皇の枕元に観音様が現れ、後白河法皇の頭に向けて光明を指されたのだとか。すると、たちまち後白河法皇の頭痛が治ったと伝えられています。観世音のご利益に喜んだ後白河法皇は、頭痛封じをはじめとする、ぼけ封じ・智慧授かり・学業成就など頭全般にご利益を授けてくださる「頭の神様」として世に広められました。このお話は、『後白河法皇頭痛封じ霊験記』としてここ今熊野観音寺に残され、今日でも頭のご利益を授かりに多くの方がここに訪れます。
また、こちらには「枕宝布(枕カバー)」の授与品があります。普段使用している枕に付けたり、中に入れることで、頭のご利益を授かるといわれています。


『後白河法皇頭痛封じ霊験記』 「枕宝布」の授与品 授与品

■四国八十八ヵ所お砂踏法要
毎年9月21日から23日までの3日間、「四国八十八ヵ所お砂踏法要」が行われます。
この行事は、空海が四国八十八ヵ所巡礼を行ったことを起源に、昭和28(1953)年から今熊野観音寺の大講堂に八十八の霊場のご本尊をおまつりし、敷きつめた四国各霊場のお砂を踏みながら参拝することで、京都の地にいながら四国の霊場を巡拝したのと同じ功徳を積めるように発願されて始まりました。お砂踏法要が行われる3日間は老若男女を問わず、多くの方が訪れ、頭痛封じや無病息災、家内安全などを願います。


今熊野西国霊場 太子堂 ぼけ封じ観音 医聖堂

■境内のみどころ
東山の山あいに位置する今熊野観音寺の境内には、たくさんのみどころがあります。
入口にある朱色の橋「鳥居橋」を渡って進んでいくと、子どもの心身健康・学業成就・諸芸上達・交通安全にご利益がある「子護(こまもり)大師」像をお参りできます。さらに奥に進むと、本堂と大師堂があり、その近くには弘法大師がここを開かれるときに地面を錫杖でついた際に湧き出した水「五智水(ごちすい)」があり、今日でも病気平癒などにご利益があるとされています。

子護大師 五智水

また、こちらの境内には四季折々の草木があり、季節の風景を楽しむことができるのだとか。
頭痛でお困りの方をはじめ、頭にまつわるご利益をいただきたい方は、今熊野観音寺を訪れてみてはいかがでしょうか。



アクセス

市バス「泉涌寺道」下車 徒歩約10分
京阪電車・JR「東福寺」駅下車 徒歩約15分

住所

京都市東山区泉涌寺山内

拝観料

無料

参拝時間

8:00~17:00

お問い合せ

075-561-5511
http://www.kannon.jp/


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